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シルシャーサナへの道

getting ready for sirsasanaブログ

こんにちは、逗子でヨガ!練習生ようこです。
2020年11月1日(日)、交流センターで、ひとみ先生によるマイソールスタイル練習会が行われました。
ようこも参加してきました。
練習の終盤で取り組むシルシャーサナについて、ひとみ先生からアドバイスを頂いたので、忘れないように記録しておこうと思います。

このアドバイスは、ようこが受けたものなので、すべてのアシュタンガヨガ練習生に当てはまるかわけではないと思います。
ですが、マイソールスタイル練習会で受ける指導の内容とか、雰囲気というのが感じてもらえたらと思います。

シルシャーサナ(頭立ちのポーズ)とは?

マイソールスタイルの練習で、練習の終盤に行うアーサナの一つです。
肘と組んだ手が土台となった三点倒立のようなポーズです

逆立ちの体勢は、普段の日常生活ではほとんどないからか、このアーサナを取り組んだあとは、ちょっと足やお腹がスッキリした気分になります。
(あくまでも練習生ようこの感想です)

ですが、このアーサナの状態になるまでの過程が、なかなか難しいのです。
正直自力で行うのは難しいです。
何が難しいかを説明するのも難しい。

どうしても自力でやりたくて、つい勢いで体を持ち上げると、肘が浮いてしまったり、首が詰まってしまったりしてバランスを崩しがちです。
いつかは自力で、まっすぐに伸ばした脚を天井に向かって上げたいのです。

で、あーでもない、こーでもない、としていたら、ひとみ先生から細かくポイントを説明していただきました。

うまくできていないシルシャーサナの例です
うまくできていないシルシャーサナの例です

肘の置き方

シルシャーサナのバランスは、肘から手の小指側の側面をしっかりと床に固定することで実現されます。
そのためには、まず肘を床に下ろすときに「左右の肘の幅」が適切であることが重要になってきます。

その適切な位置の目安は
肘を床におろして、それぞれの手で反対側の腕がしっかりつかめる位置

ようこの場合、なんとなく肘を手でつかんでいたので、左右の肘の幅は広がり気味になっていました。
左右の肘の幅が広がってしまうと、肘が浮き気味になり、バランスが取りににくくなるようです。
だから、まずは、なんとなくからしっかり腕をつかんで、左右の肘の幅を決められるようにしようと思います。

getting ready for sirsasana
腕をしっかり掴んで、肘の幅を決める

手の組み方

左右の肘の幅が決まったところで、次は手の組み方です。
肘の位置を変えずに、左右の手の指を組んでいきます。

その時のポイントは、
肘から手の小指側の側面がしっかりと床についていること
そうすることで、肘から手の小指側の側面がしっかり床に固定でき、安定を得ることができます。

そして、
左右の手は床から垂直になるように置き、手の親指は開放しておくこと
イメージは、手のひらと親指以外の指で壁を作る感じです。
ようこは手を組むとき、まるで左右の指を親指から小指までしっかりと握りしめていました。
なので、手の小指側の側面(特に左側)は中に浮き、親指も倒れていました。
この手の組み方だと、その次の頭の置き方に不都合があることがわかりました。

肘がしっかり床について、親指が開放されていると、頭が支えやすくなる

頭の置き方

頭は、組んだ手で作った手のひらの壁に後頭部が収まるように床につけていきます。
その時、後頭部がコロンと前方に転ばないように、開放していた親指を使って頭を支えていきます。
そうすることで、頭も安定させることができるとのこと。
以前のようこの手の組み方では、このような頭の収め方ができません。

足を頭の方に歩かせる

頭を床につけたところで、シルシャーサナに入る準備が整いました。
脚を伸ばして、足を頭の方に歩かせて行きます。
そこでの注意点は主に2つ

  • 首を縮こませることなく長く保ち、首と肩に隙間を開けること
  • 肘から手の小指側の側面までしっかり床に押すこと

首と肩に隙間を開けるというのがなかなか難しく、つい肩が重力に負けてしまいます。
だから首が詰まってしまうのですね。
なので、肩甲骨を腰の方に動かすようにとするのがよいそうです。
これは、ウトゥカターサナ(力強いポーズ、椅子のポーズ)で腕を上げるときや、アド・ムカ・シュヴァナーサナ(下向き犬のポーズ)も共通の動き。
ということは、シルシャーサナをするためには、まずこれらのアーサナをしっかり練習しなくては!

上級者の練習を見ていると、この過程では、足を歩かせることなく、すっと足を頭の方に近づけてそのまま脚を天井に向かって上げていました。
カッコいい!

その後に実際に足を浮かせて、伸ばした脚をゆっくりと天井に向かって上げていくことになります。
が、ようこはまずはここまでを練習して、理想のシルシャーサナへ近づいて行こうと思います。

最後に

今回は、ようこがマイソールスタイル練習会で、シルシャーサナについて受けた指導について整理しました。
この整理した内容は体の動かし方が中心なので、バンダや呼吸、ドリシュティについてはほぼ触れていないです。
実際の練習会ではこれらについてもしっかりと指摘を受けられます!
もし興味がありましたら、マイソールスタイル練習会に参加してみてくださいね。

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