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2020年最初のクラスで学んだこと

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こんにちは、逗子でヨガの練習生ようこです。
2020年1月11日(土)、逗子文化プラザ市民交流センターで、shoko先生のクラスが行われました。
新年最初のクラスです!
shoko先生といえば、SLOW-FLOW YOGA、ですが、
今回のクラスの参加者は皆が女性ということで、女性の体の特徴をフォーカスした内容でご指導いただきました。
ようこも参加しましたので、shoko先生の指導から学んだことや気づいたこと3つ述べたいと思います。

一人あたりの生涯医療費とウェルエイジング

クラスの開始前に、shoko先生から興味深いデータと、先生のヨガの指導に関わる目的の一つについてお聞きしました。

日本に暮らす人の生涯医療費についてです。
参加者の予想では、一人あたり数百万から1000万円くらいでした。
しかし、shoko先生から「2700万円」であると教えていただきました。
参考 厚生労働省 生涯医療費(平成27年度)
そして、高齢になればなるほど、体に不具合は起きやすくなるので、医療費は高くなる傾向になります。

shoko先生は、この高額な医療費がかかる現実に、なにか社会的に貢献できないかという思いで、ヨガの指導をなさっているそうです。
加えて、体の老化に抵抗する「アンチエイジング」ではなく、年相応の状態を受け入れる「ウェルエイジング」の考えかたを取り入れているそうです。
私は初めて聞く言葉でしたが、とても腑に落ちる考え方でした。

人間も年齢を重ねれば、体の状態も変わっていく。
その変化は自然なもの。
それに抗うことなく受け入れる生き方。
体の痛みは、体からのメッセージとして受け取ること。

私は、その考えにとても共感しました。
逗子でヨガの活動目的
「逗子市民、神奈川県民に対してヨガの活動を行い、心身の健康向上に貢献することを目的とする。」
とも一致していますしね。
ヨガって、誰かと競うものではなく、自身の体との対話しながら、年齢を重ねても長く取り組めるものなのだなと、改めて思いました。
そのような意思をもってご指導されているshoko先生に出会えて、とてもありがたいです!

逗子市立図書館で配布されています

隣の建物である逗子市立図書館でこのようなカードが配布されていました。
目標を言葉に書き出して、体と向き合うのも良いかもしれませんね。

骨盤底筋や褐色脂肪細胞への刺激

クラスの中では、女性の体の部位で意識するとよい、
骨盤底筋
褐色脂肪細胞
にフォーカスを当てて練習をしていきました。

骨盤底筋とは、骨盤の底の方にハンモックのように張り巡らされている複数の膜のような筋肉です。
太ももの筋肉であるる大腿四頭筋やハムストリングのように、歩くときなどに意識しやすい大きなものと違って、普段なかなか意識できない部位です。

褐色脂肪細胞は、肩甲骨や二の腕付近にあり、女性は男性に比べて少ないそうです。
脂肪と聞くと悪者のようなイメージですが、体の活動に重要な役割を果たすものだそうです。

その部位を意識しながら、いろいろなアーサナ(ポーズ)をビンヤサでつないで行きました。
普段の練習ではなかなか取り組むことのないヴァシスターサナ(横向きで片腕と足だけで支える板のポーズ)にも取り組みました。
腕や脇腹がプルプルと震え、バランスが難しいので、shoko先生から難易度を下げた取組方法を教わりました。

shoko先生のように、大きく胸や腕を広げることはできなかったですが、呼吸が胸に入って気持ちが良いものでした。
ですが、難易度を下げたとはいえ、やっぱり腕も脇腹はプルプル震えっぱなしのアーサナでした。
これが骨盤底筋と褐色脂肪細胞を刺激していることなのかなと思いました。

ウルドゥヴァダヌラーサナの練習での気づき

クラスの終盤では、ウルドゥヴァダヌラーサナ(上向きの弓のポーズ、ブリッジ)にも取り組みました。
shoko先生から、視線(ドリシュティ)は鼻であることを教わりました。
そして、気持ちよく取り組むには腕を伸ばすことがポイントなのだそうです。

shoko先生は参加者一人一人に、先生の足首をつかませて、腕を伸ばしやすくする補助をしてくださいました。
私は右肩が痛くてしばらくウルドゥヴァダヌラーサナの練習をお休みしていたのですが、他の練習生が気持ちよく取り組んでいたのを見て、やりたくなってしまい、挑戦してみました。

うつ伏せに寝て、足を臀部に近いところに位置づけ、体を持ち上げるのですが、やっぱり右肩が痛くなってしまいました。
shoko先生から「勢いよく持ち上げようとしていましたね」と指摘を受けました。

確かに、このアーサナに取り組むとき、気合が入りがちでした。
自分の体の状態にあわせて、動かそうとしていなかった自分に気づきました。
体からのメッセージに耳を傾け、できるところを探していこうと思いました。

日本の医療費の削減に貢献できるかな?

今回のクラスは、shoko先生の女性の体の特徴に合わせた内容で行われました。
地味な動作の繰り返しもあり、なかなかハードな内容でしたが、shoko先生の明るくて楽しい励ましと的確なご指導のおかげで、やり遂げることができました。
練習の取り組み方、とくに体からのメッセージを受け取ることの大切さを身にしみて感じました。
日々の自宅練習でも、ちゃんとできるようにしていきたいと思いました。
それが、小さいけれど日本の医療費の削減につなげられるかもしれませんしね!
shoko先生、ご指導ありがとうございました!

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